日時:2023年10月25日(水)〜27日(金)
会場:日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34)
言語:日本語・英語
趣旨
本会議は構造物の安全性・信頼性に関する諸問題について、専門領域を越えた幅広い研究発表および討論を通じて、当該技術レベルと学術の向上を図ることを目的に開催される国内総合シンポジウムである。主催は日本学術会議で、多くの関係学協会の共催・協賛を得て実施されるものである。
同一分野の国際会議ICOSSAR(International Conference on Structural Safety and Reliability)が4年ごとに開催されており、直近では、2017年にICOSSAR2017がオーストリア(ウィーン)、さらに2022年には中国(上海)にて9月に開催されたところである。本シンポジウム(JCOSSAR)は、1985年に第4回目のICOSSAR'85が日本(神戸国際会議場)で開催された折に、この会議の中間年に国内シンポジウムを開くことが提案されて直ちに実施することになり、日本学術会議主催のもとに第1回目が日本材料学会を幹事学会として1987年に日本学術会議で開催された。以来、この方針で1991年(土木学会)、1995年(日本建築学会)、2000年(日本機械学会)、2003年(日本材料学会)、2007年(土木学会)、2011年(日本建築学会)、2015年(日本機械学会)、2019年(日本材料学会)の順に継続的に開催され、このたび土木学会を幹事学会として、2023年に記念となる10回目として本シンポジウムを開催する運びとなった。
ここで対象とする構造物は機械、土木構造物、建築構造物、地盤、産業・エネルギープラント、海洋構造物、船舶、自動車、鉄道車両、航空・宇宙機器など多岐にわたるが、これらの構造物の安全性・信頼性に関わる共通の課題として、材料・構造部材・構造システムの信頼性理論、荷重の計測・評価、設計・製作・保守・管理、自然的原因による災害、人為的原因による災害、リスク評価と対策、保険・保証の取扱い等が、幅広く発表・討論の対象となる。とくに最近の学術的な研究成果だけでなく、産業界の現場における技術的実践に関する実例や技術開発に関する報告を大いに歓迎するものである。また、現時点で完結していなくても、現在進行中の研究や各種プロジェクトに関する中間報告も大変意義深く、幅広い研究発表と討論を期待する。
また、本シンポジウムにおいて、広範な分野の研究者・技術者が専門の枠を越え、相互に研究発表を行い、自由な討論と技術交流を通じて、構造物の安全性・信頼性確保に関する研究の推進や技術の向上が大きく前進するものと確信する。
第10回構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウム
運営機関:JCOSSAR運営委員会
NEWS
- 2022年10月24日 ホームページを開設しました。
- 2023年1月11日 講演申込・論文投稿の受付を開始しました。
- 2023年4月13日 講演申込・論文投稿の期限を5月8日(月)まで延長しました。
- 2023年6月21日 査読結果通知、最終原稿〆切などの日程を追記しました。
- 2023年6月22日 「参加登録」のページ、”論文掲載料”を更新しました。
- 2023年6月22日 「参加登録」のページ、”参加登録”や”懇親会”の情報を追加しました。
- 2023年6月27日 原稿受理日の記載などの確定により、論文見本および論文執筆要領を修正しました。
- 2023年9月9日 聴講者、共著者として参加される方は、参加登録して下さい。当日になってからの参加も可能です.
- 2023年9月20日 プログラムを掲載しました。
- 2023年9月22日 シンポジウム概要冊子を公開しました。
- 2023年10月24日 J-STAGEにA論文,B論文を公開しました。
- 2023年11月9日 トップページからJ-STAGEへのリンクを作成しました。